今日のカセリーヌ
2025年01月20日
今日のカセリーヌ
【中学全学年】UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)「いのちの持ち物けんさ」ワークショップ
ごきげんよう。
本日、中学生を対象にUNHCRの講師をお招きして、「いのちの持ち物けんさ」ワークショップを行いました。
難民への理解を深めるため、色分けされた「あなたにとって替わりのあるもの」・「あなたにとって替わりのないもの」・「そのどちらでもないもの」を書き出すことで、自分のアイデンティティを見つめなおし、書き出したものがなくなっていくということで喪失の疑似体験を行いました。何かがなくなっていくと、今と状況がどのように変わり、どんな気持になるのかを想像し、自分なりの言葉で周囲とシェアしました。もし実際に現在の社会でそのような状況におかれたらどうなるか、実際の難民のエピソードを紹介してもらい、想像段階では見えなかった世界や難民の状況を知ることができました。ワークショップを通して様々なことに気づかされ、今の自分にできることや、将来的にできそうなことを考えるきっかえとなりました。
数年前に、UNHCRのグローバルキャンペーン「難民と進む20億キロメートル」に参加し、保健体育の授業で持久走を通して難民の苦難への理解を深め、共感の輪を広げる活動行っています。私たちにできることとして、「知る・広める・参加する・寄り添う」を実践し、新しい視点から世界のためにできることは何かを考えていきたいと思います。