東京家政学院高等学校|デジタルパンフレット
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̶社会で活躍する自立した女性を目指して̶100年の歴史を刻み続ける「社会で活躍する自立した女性」の育成学院の創立者大江スミは長崎に生まれました。父は貿易商のグラバー商会に勤務していて、父の転勤に伴い一家で上京しました。女子高等師範学校を卒業したスミが沖縄師範学校に勤務しているとき、転機が訪れます。1902年、文部省留学生として「家政学」の研究のため英国留学を命じられたのです。スミの勤勉さと抜群の英語力が認められてのことでした。帰国するとスミは女子高等師範学校の教授に就任。家政学の母と呼ばれるほどの活躍をします。衣食住から育児・福祉にいたるまで数々の教科書を出版。実習を重んじて生徒に体験させ、科学に基づいた知識と技術を習得させていきました。1923年、ついに自分の理想とする女子教育を実践するため「家政研究所」を開設。1939年には「東京家政学院高等女学校」を創立するにいたりました。建学の精神は、K(知識)、V(徳性)、A(技術)。バラの花(つぼみ)とK・V・Aを組み合わせた校章に、創立者の思いが込められています。人間性判断する能力活用する力5irtue[徳[徳[徳[徳[[性性性性]他者を思いやるnowledge[知[知[知[知識識識識]]]]物事を深く知り、考え、rt[技[技[技術術術]]]]]知識を実社会で学院の創立者大江スミ“家政学の母”と呼ばれた大江スミ教育理念

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